妊活のセルフケア
その1. 血流を良くして冷えを防ぐ
※施術効果には、個人差があります
東洋医学では、「病は、気・血・水の流れが停滞する」ことにより起こると考えます。
当院で行う鍼灸による不妊治療でも、鍼と灸で身体を温めることにより血行を良くし、気・血・水の流れを整えることで体調を良くします。
気・血・水の流れが悪くなる原因は、大体が「冷え」と考えられます。
不妊治療の効果をあげるためには、冷えは大敵です。身体の隅々まで血液を流し、体の外から内から温めるセルフケアが大切ですし基本であり、不妊治療の効果を最大限に引き上げることにつながります。
血流をよくするポイント
外から温める
ファッション重視はNG!下半身を冷やさないように。
特に、ふくらはぎ、お腹を温かく。内から温める
体を温める食材、調理法。飲み物は温かい物。運動は発熱効果抜群!
ウォーキングの習慣は妊娠後にも役立ちます。月経期、排卵期は絶対に冷やさない
月経時は体温が下がり特に注意が必要。
月経痛で腹痛がある人は、下腹部を温かく。
排卵期は、体温は上がるが油断は禁物。入浴習慣をつける
入浴は、自己回復力を高めると言われる「ヒートショックプロテイン」のアップに効果あり。
体が温かくなるだけでなく、自己回復力もアップさせましょう。
こんな人は注意
- タバコを吸っている
- 基礎体温を測ると、理想的な形にならない
- 足がむくみやすい
- 1日中ほとんど体を動かさない
- 冷えやすい服装が多い
- 冷たい飲み物が好き
西洋医学的に考えても・・・
体を温めるのは血液の役割です。その血液は血管の中を通り、卵巣、子宮、手の先、足の先、と身体の隅々まで運ばれます。そして、血管が拡張すると血流がよくなり、収縮すると血流が悪くなります。
鍼灸施術による当院の不妊治療では、卵巣、子宮、手の先、足の先、と身体の隅々まで血液が運ばれるようにツボを刺激します。
その2. ストレス対策
※施術効果には、個人差があります
ストレスがたまると、交感神経系や内分泌系の働きによって、生殖器系の血流が悪くなったり、ホルモンのバランスが崩れることがあります。
不妊治療の効果を上げるには、ストレスを上手に発散させることが大切です。
ストレス対策のポイント
リラックスタイムをつくる
イライラや落ち込みなど、マイナスな感情を持つと自律神経のバランスが崩れ、ホルモンの分泌に影響を与えます。
1日1回、意識してリラックスタイムを作りましょう。趣味や楽しみをもつ
自分の好きな事に熱中すると、脳から快楽ホルモンのセロトニンが分泌されます。特に、リズミカルな動きは、セロトニンの分泌を促されると考えられています。
また、料理などに集中して出来上がった時の達成感も効果的。自分を大切に
毎日頑張っているあなたには、自分へのご褒美をあげましょう。
こんな人は注意
- 月経周期が不規則で早くなったり、遅くなったりする
- 月経中にひどく落ち込んだり、やる気がなくなる
- 時間に追われる生活をしている
- 休日はグッタリ
- 便秘気味。胃もたれしやすい
当院で行っている鍼灸による不妊治療は、心と体をリラックスさせるために、自律神経のバランスを整えるツボや、気持ちを落ち着かせるツボを刺激します。肩や頸のコリが強い方は、筋肉の緊張をほぐすことで気持ちの緊張が和らぎます。
その3. ホルモンバランスを保つ
※施術効果には、個人差があります
ホルモンバランスを保つポイント
規則正しい生活
しっかり睡眠時間を取ることが、ホルモンバランスを整える上で重要。ホルモンの分泌には時間が大きく関わっていることから、特に12時前に就寝するのが理想的。食事も規則正しくとることが大切です。
こまめに動く
運動は発熱作用があり、冷え対策としてもお勧めですが、ホルモンバ
ランスを整える上でもお勧めです。運動する時間が無い場合でも、こ
まめに体を動かす習慣をつけましょう。
通勤時、買い物時にウォーキング、ストレッチングでも効果あり。ポジティブに
長期にストレスが加わると、ホルモンのバランスにも影響が出ます。
ポジティブに考えて行動すると、セロトニンの分泌が高まり、幸福感
やリラックス効果が得られます。
こんな人は注意
- 過労が続いている
- 夜更かしすることが多い
- 食生活が不規則。偏食しがち
- たばこを吸っている
- 月経周期が短くなった。経血量が減ってきた